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雛の世界
2021年2月6日(土)~2021年3月14日(日)
美術館の展示は中止となりました。
江戸時代に開花した人形文化は、日本独自の雛人形を母体として、多種多様な人形を生み出してきました。本展では、雛人形を中心に江戸時代中期から昭和時代中期頃までの様々な種類の人形を展示し、日本の人形の歴史をたどっていきます。享保雛、立雛(次郎左衛門頭)、古今雛などの雛人形の他、天児・這子、嵯峨人形、御所人形、賀茂人形、抱き人形、また今年は疫病除けに関する郷土人形なども展示いたします。
併せて会期中、遠山邸の大広間では、十畳の座敷いっぱいに飾られた雛壇飾りもご覧いただけます。これらは当館の創立者である遠山元一が、長女貞子の初節句の祝いとして大正時代に揃えたものです。日本の人形が持つ魅力をご堪能下さい。
【主な出品作品】
①天児(江戸時代中期ー後期)
②立雛(次郎左衛門頭)(江戸時代中期ー後期)
③嵯峨人形(首振り嵯峨)「唐子」(明治時代)
④享保雛(江戸時代中期ー後期)
⑤賀茂人形「大尽」(江戸時代後期)
⑥鴻巣練物人形(赤物)「犬」(昭和時代)
など