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  • 加彩双頭蛇形鳥頭付橋形注口壺
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ペルー パラカス文化(前500-前200年頃)
高10.3 口径1.0 幅19.3 奥行14.5




「双頭の蛇」と名付けましたが、その顔は牙を剝(む)く獣の顔を抽象的に表しています。これはチャビン文化様式で信仰され、土器や染織品に表されてきた猫科動物(ジャガーと考えられる)の神像表現を引き継ぐものです。胴部中央には鳥頭の突起物と細い注ぎ口が帯状の把手でつながれています。この鳥の頭頂部には小穴があり、水を出し入れする際に笛のように鳴る仕組みになっています。刻線や押捺文で顔や模様を描き、焼成後に彩色を行っています。この焼成後着色は、後に同じペルー南海岸部でパラカス文化の多彩色土器を継承するナスカ文化では行われなくなった技法です。

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